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新聞記事
平成30年9月6日 日本工業経済新聞

県建産連と栃建協
参議院選に佐藤議員を推薦
建設業を魅力ある産業に

県建設産業団体連合会、県建設業協会(渡邉勇雄会長)は5日、宇都宮市の県建設産業会館で佐藤信秋参議院議員との意見交換会を開催。建設業を魅力ある産業とするための課題についての意見を交換するとともに、両団体が第25回参議院通常選挙で佐藤参議を推薦することを決めた。

渡邉会長は「景気回復が叫ばれているものの、先行きに力強さがない。地方の建設業界では地域間、企業間の格差が拡大しており、依然として厳しい経営状況。地域の守り手としての役目を果たすため、働き方改革、生産性革命にも対応しなければならない。佐藤参議には公共事業費の増額と建設業の魅力向上に尽力してもらいたい」とあいさつ。佐藤議員に両団体からの推薦状を手渡した。

佐藤参議は「栃木の建設産業を魅力ある職場に」をテーマに講演した。新3K(給与、休日、希望)の職場にするためには受注者の適正な利潤が必要なことから2014年の改正品確法で受注者の利潤確保を発注者の責務とし、受注者は従業員や労働者の労働環境処遇改善を担うことを盛り込んだと語った。

また、工期の平準化を図るため第1四半期に効率的・継続的な仕事が必要と強調したほか、適正な積算や落札率の向上、経営環境の改善といったこれまでの取り組みを紹介。今後は国土強靭化計画の長期的な見通しが必要だと述べ、山積する課題に建設業界とともに取り組んでいくことを誓った。